空色LOVE
「泣いとるのに無視して風呂入るとか、どんだけ神経太いねん」






俺細いわ、といいながら直樹は心配そうに私を見つめた。








「な、何で泣いとん?」






遠慮がちにたずねてきた、



優しい声にまた涙が出る。








「俺が泣かした系?」





小さく頷くと、直樹は『うわ…』と呟いた。








困ってる。



困らせてる。







「大丈夫、だから…お風呂入ってきて」




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