年下馬鹿
突然の事

朔Side






『はぁ!?急になに言ってるのよ!!あたし今、高2だよ?!一番たのしい時期なんだよ??…それなのに、どうしてあんな奴の家庭教師なんかしなくちゃいけないのよ!!』


『まぁまぁ…朔、落ち着きなさいよ。別にいいじゃない、知らない子じゃないんだし。』


『嫌だ!絶対にムリ!!なんで、よりによって拓人の家庭教師なのよ!だいたい、あいつは……ハァハァ』




あ、どうも初めまして。
あたしは板垣 朔。

あたし今、お母さんともめてます。
…まぁ、一方的だけど。


だってお母さん…あたしがあいつの家庭教師をやるって、勝手に約束してきちゃったんだもん!!

信じられない!!!




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