極上お姫様生活【完】

「どした?もしかして…想像しちまったとか?」


「へっ!?あ、いや…その…っ」


ピタリと図星を突かれ、動揺を隠せない。




「図星かよ、…まぁでもいずれ……」



そこまで言って、橘君は口をつぐんだ。


次の言葉を待ってみても、その先は続かないみたいだった。




「橘君…?」



「あぁいいや、そのうち分かると思うから」



橘君の心理を知るのは、まだ少し先の話。



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