極上お姫様生活【完】


「あいつ、本当はああゆう奴だから」


熱い頬を手で冷ましていると、橘君が声を掛けてきた。



ああゆう、奴…ですか。




「あんな可愛い顔して、やることやってんだもんなー」


馬鹿にしたように笑う橘君。



やること、って…あのことだよね…。

自然と顔が赤くなる。


やっぱり経験豊富なんだ…。



何も言わずに俯いていると、橘君は心配したようにあたしの顔を覗き込んだ。


< 99 / 397 >

この作品をシェア

pagetop