君の隣で…
「お前でるのおせぇよ」

「こっちだって忙しいの、で、何ですか?」

「あのさぁ、今日ヘルプで入って。1人休みやがった」

「えーこの前も入ったじゃないですか、他の人にして下さいよ」

「他はみんなダメだったんだよ、お前も用事あんのか?」







そぉいえば今日は何もないや
というか今日も何もない…

しかも人がいないとなると大変だよなぁ~



「で…結衣?入れるか?」

「分かりました、今学校なんでこれ終わってから行きますね」

「わりぃ
じゃあまた後で」







はぁ、、、
何で断れないんだろ…


まぁそうゆう性格なんだししょうがないか





「よし、終わったぁ」

考えていたら後ろで最後のプリントにホッチキスをとめながら紗知が叫んだ


「えぇ終わったの?」

「思いのほか誰かさんの電話が長くてねぇ」

「それはどうもごめんなさい」


「で、バイトなんでしょ。早く行きなよ、ここは片付けとくし」

「ほんとごめん。後で必ず埋め合わせします」


やったぁ、と嬉しそうな声を上げて手を振る紗知を教室に残し急いでバイト先に向かった
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