終わりの無い物語。
それから2人で一緒に帰ることに。



「杉谷さんは家どこ?」

「あー・・・3つ先の駅が最寄だよ」

「本当? 僕は4つ先だよ」



あぁ~キモい・・・。鼻息がフーッいってるフーッ。



それから電車に乗った。



電車は運の悪いことに満員。



こいつにセクハラ受けたりしないだろうか・・・。



という不安を乗せて出発した電車。



いつもはキレイに見える赤い車体も今日は恐怖心をあおる。



「僕ね、D組の洲十 守(スドオ マモル)」



守・・・ねぇ・・・。



そんな時、運がいいのか悪いのか、イケメンが目に飛び込んできた。



神城・・・。



そういえば、ホームルームに出席してなかったな。



「杉谷、どうした・・・? こんな男が好きなのか、杉谷は・・・」

「なんだ、君は?」



スドオが神城をにらんでおります。



なぜか神城も睨み返しております・・・。



「まぁいいや、それより杉谷さん」

「ひゃっ」



軽く手を触られた・・・。



「なぁに?」



平装を装え、自分・・・。
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