我が家の甘々執事サマ☆

どのくらい時間がたったのだろうか?

やっと離してくれた顔。

そしてすぐさま反応を伺う。

最中は黄色い声が聞こえていたのは聞こえていた。


『こっちが恥ずかしいじゃない』

『大胆というかなんというか』


見渡す限り皆はフリだということには気づいていないのか、顔が赤い。ついでにいえば、わたしも。


「――ッ」


な、な
何考えてるのほんとに……


『……負けた、よね』



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