Five LOVE☆
着いてしまった。
国際線のある空港に。
チェックインして…荷物を預けて…
飛行機の搭乗口に向かう。
その間も…しばし無言だった。
そして…飛行機に乗る直前。
「和之っ…」
私の手を勢いよく引いて、自分の胸に収めた。
チュッ…
最初は軽く。
だけど…最後には深くなっていた。
「悠月。
僕のこと…絶対忘れないで下さいね?」
「忘れる訳ないっ!!」
飛行機のエンジン音に負けないくらい、大きな声で言う。
和之の腕から解放された私の手に…何か乗せられている。
CD…?
曲名を見ると、私たちが作詞した曲。
『StatureOf happiness vocal、piano:Kazuyuki Sannnomiya』
と書かれている。
連弾じゃなくて…和之が弾き語りしてるんだ…
「これで僕のこと…忘れないでしょ?」
更に、もう一枚の紙が。
和之の携帯の国際電話の番号と、
パソコンでテレビ電話をするときの番号と手順が事細かに書かれている。
「時間空いたら電話するからさ、
携帯とパソコンの電源切んなよ?
それと…
また、会えるんだから。
待っててね?」
そう言って、
私をもう一度、抱き寄せる。
「何かあったら、
ちゃんと言うんだよ?
話聞くから。
…じゃあ、またね。
僕の大好きな世界中の誰よりも可愛い子猫ちゃん。」
「うん。
ちゃんと待ってるから、
頑張ってね!時間あったら…ウイーン行って和之のピアノ、聞きに行くから!」
そう言って、目にたくさん涙を溜めながらも、
私の大好きな和之が夢に向かって旅立つのを、
笑顔で見送った。
私も…頑張るね。
私らしく。
星河原 悠月side〈終〉
NEXT…三咲 奈留side
国際線のある空港に。
チェックインして…荷物を預けて…
飛行機の搭乗口に向かう。
その間も…しばし無言だった。
そして…飛行機に乗る直前。
「和之っ…」
私の手を勢いよく引いて、自分の胸に収めた。
チュッ…
最初は軽く。
だけど…最後には深くなっていた。
「悠月。
僕のこと…絶対忘れないで下さいね?」
「忘れる訳ないっ!!」
飛行機のエンジン音に負けないくらい、大きな声で言う。
和之の腕から解放された私の手に…何か乗せられている。
CD…?
曲名を見ると、私たちが作詞した曲。
『StatureOf happiness vocal、piano:Kazuyuki Sannnomiya』
と書かれている。
連弾じゃなくて…和之が弾き語りしてるんだ…
「これで僕のこと…忘れないでしょ?」
更に、もう一枚の紙が。
和之の携帯の国際電話の番号と、
パソコンでテレビ電話をするときの番号と手順が事細かに書かれている。
「時間空いたら電話するからさ、
携帯とパソコンの電源切んなよ?
それと…
また、会えるんだから。
待っててね?」
そう言って、
私をもう一度、抱き寄せる。
「何かあったら、
ちゃんと言うんだよ?
話聞くから。
…じゃあ、またね。
僕の大好きな世界中の誰よりも可愛い子猫ちゃん。」
「うん。
ちゃんと待ってるから、
頑張ってね!時間あったら…ウイーン行って和之のピアノ、聞きに行くから!」
そう言って、目にたくさん涙を溜めながらも、
私の大好きな和之が夢に向かって旅立つのを、
笑顔で見送った。
私も…頑張るね。
私らしく。
星河原 悠月side〈終〉
NEXT…三咲 奈留side