LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
「......お願い。あたしが惨めになるじゃない......だから、ちゃんと気持ちを伝えてあげてよ」
「如月さん・・・」
そう言った如月さんの瞳には涙が溢れていた。顔を真っ赤にして、優しく微笑む。
「ほらっ行ってきなさいよ!」
トンッと背中を押された。
「・・・・でも」
「でも、じゃない!!大丈夫だよ。“純恋”ならできる!!」
「・・・名前」
「大丈夫よ、純恋なら」
そう言って、私の肩に鞄をかけた。
如月さんの頬には涙が伝う。
止まることを知らぬ涙が。
如月さんの瞳から。
私なら.....大丈夫。
そう言ってもらえたんだもん。
大丈夫だよ。
そっと呟いてから私は探し出した。
ーー心の中で如月さんに何度も感謝をしながら。


