ずっとあなたが好きでした
次の日、修学旅行の班決めをした。
行き先は東京だった。
一日目はディズニーランド、二日目は班で自由に東京観光、三日目は浅草。
女子のメンバーは、私、あっこ、葉子ちゃん、麻央ちゃんだった。
二人共良い子だったし、良かった。
問題は男子。
矢吹くんや田川くんと同じ班になったら、また里加ちゃん達からマークされるし、一緒になるの嫌だなぁ…。
めんどくさいなぁ…。
出来る事なら、伊藤くんと同じ班になりたいなぁ…。
女子と男子の組み合わせはくじ引きになった。
同じ番号を引いた者同士が同じ班になる事になっていた。
私達は1、伊藤くん達も1、同じグループになった。
良かった。
本当、良かった。
しかも、里加ちゃん達は、矢吹くん達と一緒だし、機嫌良いし、本当に良かった。
だけど、あっこだけが面白くなさそうだった。
下校時に私に言った。
「あ~良いなぁ濱田さん(里加ちゃんの苗字)達は矢吹くんと自由行動一緒で…」
「あっこ、残念だったね。けど、里加ちゃんや恵梨ちゃんは矢吹くんに振られてるんだし、良いじゃん。」
「分かんないよー何かあるかもしれないじゃん。あー!矢吹くん達のグループって美人で性格も良い七海ちゃんも一緒じゃん。うわぁー最悪過ぎる。」
「七海ちゃんってもう田川くんと付き合ってるんでしょ?」
「え?そうなの?やったぁー!香詳しいね!」
当たり前じゃん。
把握しとかないと、また私嫌がらせされるじゃん!
「知らないの?だから問題ないって。」
「そか、そうだねーでも、同じ班だったら、話せるチャンスたくさんあったのになぁ。あーぁ残念。」
私は、あっこがすごいと思う。
里加ちゃんという障害物を気にせず、危険を顧みることもせず、ただ純粋に俊也と同じグループになりたいと切に思い、同じグループになれなくて、悲しめる事が…。
私なら、最初から矢吹くんと同じグループになりたいだなんて思えないはず…。
最初から無理な物だと思い、諦めている。
修学旅行の当日、新幹線で東京まで行き、バスでディズニーランドに行き、自由行動になった。
私はあっこと他クラスで同じ部活の四人の友達と計六人で回ることになった。
行き先は東京だった。
一日目はディズニーランド、二日目は班で自由に東京観光、三日目は浅草。
女子のメンバーは、私、あっこ、葉子ちゃん、麻央ちゃんだった。
二人共良い子だったし、良かった。
問題は男子。
矢吹くんや田川くんと同じ班になったら、また里加ちゃん達からマークされるし、一緒になるの嫌だなぁ…。
めんどくさいなぁ…。
出来る事なら、伊藤くんと同じ班になりたいなぁ…。
女子と男子の組み合わせはくじ引きになった。
同じ番号を引いた者同士が同じ班になる事になっていた。
私達は1、伊藤くん達も1、同じグループになった。
良かった。
本当、良かった。
しかも、里加ちゃん達は、矢吹くん達と一緒だし、機嫌良いし、本当に良かった。
だけど、あっこだけが面白くなさそうだった。
下校時に私に言った。
「あ~良いなぁ濱田さん(里加ちゃんの苗字)達は矢吹くんと自由行動一緒で…」
「あっこ、残念だったね。けど、里加ちゃんや恵梨ちゃんは矢吹くんに振られてるんだし、良いじゃん。」
「分かんないよー何かあるかもしれないじゃん。あー!矢吹くん達のグループって美人で性格も良い七海ちゃんも一緒じゃん。うわぁー最悪過ぎる。」
「七海ちゃんってもう田川くんと付き合ってるんでしょ?」
「え?そうなの?やったぁー!香詳しいね!」
当たり前じゃん。
把握しとかないと、また私嫌がらせされるじゃん!
「知らないの?だから問題ないって。」
「そか、そうだねーでも、同じ班だったら、話せるチャンスたくさんあったのになぁ。あーぁ残念。」
私は、あっこがすごいと思う。
里加ちゃんという障害物を気にせず、危険を顧みることもせず、ただ純粋に俊也と同じグループになりたいと切に思い、同じグループになれなくて、悲しめる事が…。
私なら、最初から矢吹くんと同じグループになりたいだなんて思えないはず…。
最初から無理な物だと思い、諦めている。
修学旅行の当日、新幹線で東京まで行き、バスでディズニーランドに行き、自由行動になった。
私はあっこと他クラスで同じ部活の四人の友達と計六人で回ることになった。