大好きな君へ〜切ない小さな恋〜


ここにいるよ?ここにいるよ?って叫んだ。




気づいてくれないって分かってるけれど。





私はこれからどこへ行くのだろうか?





きっと、きっと空の上。





小さい時に幼稚園できいたもの。死んだら、空の上に行くって。幼稚?いいじゃない。夢くらい見たっていいでしょ?





体がすきとうる。足からだんだんと消えて行く。迎いがきたのかしら?





ねぇ?聞いて?私は君が大好き。忘れてほしくない。でも、私は過去の人になったの。君には未来がある。だから、笑って?幸せになって?




その瞬間、君が私の方に振り向いて笑ったきがした。



私はいつも、空の上から見ています。笑った顔、怒った顔たくさん見ています。どうか、どうかたくさん笑ってください。






君の笑顔が、私の幸せなのだから…





来世があるのらばもう一度君にあって、君を好きになって、君の彼女にもう一度なりたいな。



だから、しばらくの間お別れです。






「バイバイ。だぁいすき!」




もう一度、会える日まで…




END










< 10 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop