【B】君の魔法






武流さんの知人の
パーティーに参加出来たとき、
戸惑いの中でも嬉しかったの。


知人に紹介して
貰えると言うことは
隠される存在ではないから。



武流さんも……
私のことを認めてくれて
必要としてくれたのだと
そう思い込んで
勝手に勘違いしたのは私。



ううん。



あの時……
そう思っててくれたのかも知れない。



だけど……
幻滅したのね。




私の存在に……。



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