【B】君の魔法





「君を抱きたい……」







何処までも、
俺は……
君の海の中で
溺れてしまっているのだから……。




車だけ、
邪魔にならないところへと
再度止めなおすと
そのまま彼女の部屋へと
吸い込まれていった。












心を一つに出来た夜。








もう離さないと……
静かに誓った。



< 313 / 339 >

この作品をシェア

pagetop