【B】君の魔法




シンデレラの
甘い時間。




ゆっくりと
唇を離す。




「おやすみなさい」

「おやすみなさい。
 武流さん」



彼女は、
マンションの中へと
入っていく。




それを見届けて、
ゆっくりと車を再び
自宅へと走らせた。




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