ぽっちゃり恋物語+。
☆*kanata side*


*kanata side*


練習試合が始まってすぐのこと。

誘っていた梓センパイの姿を見つけた。


いいところなんて見せなくていい。

どうせ緊張してかっこ悪くなる。

普段の俺を知ってほしかった。

好きなサッカーをしているところを。



午前の練習試合を終え、ヘトヘトになりながらも梓センパイを話すために動く。


練習試合中に見つけた場所にはいなくて、キョロキョロまわりを見渡す。


あ。見つけた。


あっさりと見つかった梓センパイはみなみセンパイと共に男と話していた。


梓センパイの友達なわけないだろうし、みなみセンパイの友達?


とりあえず近づいてみる。


すると、男の正体がわかった。

晴だ。


みなみセンパイ、晴と知り合いなのかな?


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