王子様の溺愛カメラマン
そこまで言って私は顔が熱くなった。



日向くんとなら…色々してみたい…なぁんて。


そう思う私って女としてふしだらかなぁ?


そんな私にミキは感動した様子で。


「ううん!自然なことだよ!エマもようやくそういう気持ちがわかったんだね!」


「べ、別に前から興味はあるって言ってるじゃん///」


ただ、具体的にそういう風に思える相手がいなかっただけで。


ミキはペンキの刷毛を置くと、ヨシヨシと私の頭を撫でた。


「大丈夫。そろそろ向こうもきっと限界だよ」


「なにが?」


「すっごい欲求不満状態でエマに会いにくるんじゃない?」


「!?///」


よ、欲求不満!?



「ファーストキスがいきなり超激しいやつだったりして」


「!!///」


は、激しいやつ………


そ…そんな…







< 121 / 335 >

この作品をシェア

pagetop