王子様の溺愛カメラマン
俺が…………余裕?





余裕?

ヨユー?


Yo,Youー?







「………」


エマの言葉に俺は尻もちをついたまま固まっていた。



いやいや…どこか??

んな訳ないだろ?


こんなに頭がパンクして心も体も必死に冷静になろうとしてるのに。






今だって…

不意討ちのキスに心臓は壊れそうなほど暴れてる。


だけどエマの目に写る俺はそんなに余裕に見えるのか?





エマはよほど恥ずかしいのか、真っ赤な顔のまま俺から顔を背けていた。


布団の上で膝を抱いて小さく丸まってるエマと、尻もちをついてる俺。




その距離1m。







俺は……

どうしたらいい?


どうしたら―――…







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