王子様の溺愛カメラマン
そのまま日向くんに押し倒されるように、私たちは布団の上になだれこんだ。





月明かりに、
汗で濡れた日向くんの前髪。



クーラーも扇風機も付けずに…


日向くんの熱さに目眩がしそうになる…







気合いを入れて買った可愛い下着は、ほとんど見られることもなく畳の上に転がっていた。









ロマンチックなのは最初だけで。



リアルなそれは

少女漫画なんかで想像していた綺麗な行為とはずいぶん違っていた。







想像していたよりもずっと夢中で、必死で…



全てを見られて
スゴく恥ずかしいけど…


愛し合うっていうのは、こういうことなんだね。














「エマ…痛かったら止めるからな?」


「は…はいデス……!!」
















それから…

どうなったかは皆さんのご想像にお任せします。




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