王子様の溺愛カメラマン
「あ、ミキ!日向くんだよ」

「え?どれどれ?!」


日向くんの周りには友人なのか2人の男女がいた。





「エマ!遅くなってわりぃ」


「ううん」


日向くんのゴメンポーズに私は首を振った。


「わーぉ、エマちゃん可愛いじゃん」


日向くんの隣の金髪ツンツン頭くんが私をじろじろ見た。


「え~私のが美人じゃん」


その隣で黒いロングヘアーの美人さんが私を見て冗談めかした口調で拗ねた。


「亮太も真由美もやめろって。ゴメン、友達にエマのこと話したら見たいって聞かなくて…」


「う、ううん。大丈夫だよ~」


「隣はエマの友達?」


首をかしげる日向くんにミキは明るく自己紹介をした。


「はい!ミキって言いま~す」


「ミキちゃんも可愛い~ね」


「だから亮太やめろってば」


日向くんは迷惑そうに亮太くんの頭をどついた。


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