わたしの生きる道
「奢ってくれるなら、缶コーヒーとピザまんよろしく。お菓子はミユちゃんにあげようと思って」
「ミユに? 帽子だけでいいよぉ」
「これはわたしが好きであげるの。だからお菓子代はわたしが出すから、ミユちゃんが好きそうなお菓子、選んでよ」
「へいへい。ミユが好きなのはチョコだけど、今人気アニメのおもちゃが入っているのが好きなのよね」
「あ~。わたしも昔、ハマッたなぁ。それで母さんがチビチビ買うなんて面倒だからって、ダンボール一箱買ってきたのには驚いたっけ」
「…昔からダイナミックね。菜雪さん」
「豪快だよね。でもそういうとこ、案外悪くないわよ」
何と言うか、一緒にいて飽きない人だ。
ああいう母親を持っていることは、わたしの自慢。
…でもああいう女性にはなれないだろうな。
「ミユに? 帽子だけでいいよぉ」
「これはわたしが好きであげるの。だからお菓子代はわたしが出すから、ミユちゃんが好きそうなお菓子、選んでよ」
「へいへい。ミユが好きなのはチョコだけど、今人気アニメのおもちゃが入っているのが好きなのよね」
「あ~。わたしも昔、ハマッたなぁ。それで母さんがチビチビ買うなんて面倒だからって、ダンボール一箱買ってきたのには驚いたっけ」
「…昔からダイナミックね。菜雪さん」
「豪快だよね。でもそういうとこ、案外悪くないわよ」
何と言うか、一緒にいて飽きない人だ。
ああいう母親を持っていることは、わたしの自慢。
…でもああいう女性にはなれないだろうな。