ONE-SIDED LOVE
HENKA


次の日、不覚にも中口を見るとドキドキしてしまった。
もしかして、、
いやいや そんなことない
あの中口を好きなんて…

でも…。

中口をチラ見する
かっこいい…ぁ、、
まさか嫌いだったのに何でいきなり??

好きなはずはない 何かの間違いだよね

自分の気持ちがわからなくてまた今度ゆっくり整理しよう
と投げ出して一週間

「ぁりす、ありす!」
『え??』
「何回も呼んだのに…」

由希菜がシュンとなる
とりあえず場所を移動した


『ねぇ由希菜』
「何??」
『あたし中口を好きになったかも』
「…は??」
『気づいたら目で追っとるんよね~』
「まじで??」
『うん』

突然のカミングアウト そして突然の変化
びっくりするのは当たり前だ

自分だって戸惑った心の変化
由希菜は凄く驚いたと思う

< 12 / 35 >

この作品をシェア

pagetop