1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
*甘く儚い恋
[涼雅side]


「涼くん、今日先に帰ってて欲しいんだけど…」


「何で?」


「えっと…あの…」


「また告白?」


「(ドキッ…  えっと…」


ズバリだったらしく、愛夢はあたふたしつつもコクンと小さく頷いた。


「待ってるよ」


「えっ!?そんな、いいよっ!!」


「待ってる。ほっとくわけにもにもいかねぇーし、

危ない目に遭わせるわけにもいかねーからな」


1人で帰らすのも心配だし、男の所に行かせるのも心配だ。


やっぱり、俺過保護なのか?

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