幼なじみなんて…
それから、学校の事だとか、他愛もない話をしながら歩いていると、学校についた。

私がこれから通う、南ヶ丘高等学校はレベルは中の中で、いたって普通の高校だ。

でも、校舎は新しく綺麗で、生徒もたくさんいるため、校舎はとても大きく敷地も広い。

大きい学校だなー…

私、これからここに通うんだ!

よし! がんばるぞぉ!!

1人でガッツポーズをしていると、

「お前…。よくそんな人前で、恥ずかしげもなくガッツポーズなんてできるよな…?こっちがハズいんですけど…」

えぇ!?

そんなに私って恥ずかしいの!?!?

「ったく…。ホントに困ったやつだな……。おら、早くクラス分け見に行くぞ!」

ぇ?

「えぇ!?あっ、ちょっ、待ってぇ~~」

すると、龍は立ち止まって私の方に向き直り、「おう」とだけ言ってニコッとはにかんだ…

あぁ……

周りの少女たちの眼がハートになってるよぉ……

ホントに龍ってモテるよねー…

周りの女子がキャーキャーさわいでるよぉ……



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