Looking for a rainbow
タクシーの運転手に行き先を告げ、携帯電話を開く。



話し好きな運転手だと、うざくてたまらない。



携帯をいじっていれば、あまり話しかけてこなくなる。



あたしは用もないのに、ネットを開いて、カチカチと無意味にボタンを押し続けた。



どうせ、10分もしないでマンションに着く。





朝から大雨で今日は何か起きるってわかってた…


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