秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*
ことごとく父様を無視し、気になっている様子のみんなを無理やり連れて中に入った。
「お帰りなさいませ」
「梨音ちゃん達、お預かりしますね」
「お呼びでしょうか真裕様?」
シュッシュッシュッと、それはもう瞬間移動並みのスピードで三人が現れた。
「じゃ、足拭いてもらったらお部屋に来るんだよ。分かった琥珀、梨音」
「わふ」
「きゅーん」
きゃあ❤返事した!
なんってかわいいの!
「あ、そんでお兄ちゃんさ、ちょっとお使い行ってきてくれません?」
「はっ。もちろんでございます。…して、どちらに?」
「んっとねーえ。イタリア」
『はえ!?』
あらいやだ。
なんでみんなが驚くの?
「りんりん達さ、泊まるよね?」
「あ…うん。お願いしたいんだけど…」
うん。
そしたらお部屋の確保でしょ。
空き部屋はいっぱいあるから…。
「お布団。うちにあるのと同じのを三つと…テレビも」
「てれび!?」
「はいこれカード。見せるだけでいいから」
「ぎ、御意にございます」