Strawberry & Happy Birthday
「……お前は目を離すとこれだ…。何してんだ?」
「あ、おふぁようごふぁいますー!課長!」
もぐもぐとケーキを頬張ってる最中に課長が起床してきた。
課長と付き合うようになって以来、私は課長の家で生活している。
言うなれば、同棲ってやつ。
…最初は恥ずかしかったけど、半年近く経つともうそうでもない。
てゆか、日曜日だからって寝過ぎですよ課長。
何時だと思ってるんですかー?
「何時って…まだ6時過ぎだろうが。どんだけ早起きだお前は。年寄りか」
「そのセリフ、課長に言われたくないです!!課長の方が年上なのに!」
「日付変わった頃に寝たのに。どんだけ体力あんだよ。…つーことは、もっと遅く寝ても大丈夫ってことだよな」
いやいやいや!!
夜の体力はそんなありませんからー!!
そういう計算はしなくていいからーー!!!