パラレルライン

#9 悔しい?






カキーン!



「おら、行ったぞ大原ー!」


「まかせとけーい!!」



青空に白い点。


その点がどんどん近づいてくる。



落下点に入り、あたしは
それが落ちてくるのを待つ。



「オーライ、オーライ」



ポスッ


という音とともに、
グローブに収めた。





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