パラレルライン



「来い」



いいよ。


あんたみたいなアホ、
あっという間に三振にしてやる…


「勝負は1打席、いい?」

「いいよ、さ、投げろ」



あたしは深呼吸してから
投球態勢に入った。



日頃の龍太郎への怒りを込めて

あたしの怒りが乗り移った球を
力強く放る。



龍太郎のぉぉぉぉ

ドアホぉぉぉぉぉ!!!!!!!





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