世界で1番君が好き
糸山君は自然でとても話しやすかった。

「あ、京が戻ってくる。圭ちゃん、今日は話せてて楽しかった」

「私も。それじゃあまたね」

携帯を閉じると、静寂が私を包んだ。

そっか…まだ京君は桜さんに未練が…。
でも、負けない。

私は固く目を閉じて、京君を思い出す。
京君を好きな気持ちは誰にも負けないんだから。
< 65 / 95 >

この作品をシェア

pagetop