わたあめ
あたしは家に帰る。

昌が近くまで送ってくれた。

「もうここでいいよ?」

二人で手を繋いで歩いていた。

「ん、そっか。気をつけて帰れよ?」

「うん、じゃねっ」

あたしは昌と別れた。

家に帰り、長崎の質問攻めだったけど、

全て無視した。

自室に入るなり、ある人物が視界に入った。
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