心詩 ー モウイチド、モドレルノナラ ー
教室には暖かく夕日の光が差し込む。
いつだったか…。
雅は言ったよね。
“永遠は夕日みたいだ”って。
『永遠の存在は夕日みたいにあったかい。 でも…どことなく切なくさせる』
雅はさ、その言葉。
どんな気持ちで言ったのかな?
その時の私は素直に喜んでた。
あったかいって言われてうれしくて。
雅にとって必要な存在なんだって言われた気がして。
でもきっと雅は違った。
だってその時の雅は、私のせいで傷ついて、ズタボロだったはずだから…。
なんで、気づいてあげられなかったかな?
産まれたときから一緒にいたはずのに。
ずっとずっと、一緒にいたはずなのに。
なんで肝心なところで、気づけなかったんだろう。
私は夕日みたいに何があっても変わらず、雅を暖かく包んであげることなんて出来なかった。
ただただ。
自分の知らないところで雅を傷つけて、追い込んで。
ねぇ…雅。
まだチャンスがあるなら、誓うよ。
絶対に大切なモノを見失わないから。
絶対に約束は守るから。
お願い……
もう一度――――…。