ありえない。
勇気を出して話しかけた。(別に勇気を出すほどのコトでもないのだが。byWかな)



『何が最悪なの?』



案の定、夏々は
“なんでここにいるの”
というような顔をした。



「なんでここにいるの?」



俺もなかなかやるじゃないか(笑)。



『ここが俺の席だから。いちゃ悪いワケ?』

「いや、そういう意味じゃなくて…!」



夏々はいつもと違う俺に
焦っている。





―――――でもな、



これが本当の





俺なんだ。
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