~四季恋~







「心配っ……はぁ…
かけんじゃねーよ……」







今にも倒れそうな永






「……ご、ごめんっ…
走って探して…くれたの?

そんな事したら体が…」





「良いから……大丈夫!
家、帰ろう?」



「………うん」






どうしてキミはそんなに
優しく笑えるの?

辛い気持ちを
どこに隠してるの?












「くっ……ごほっ…
はぁ…はぁ…かはっ……」


「だ、大丈夫……?
永……どうしよ……

ごめんね、私のせいで…
ちょっと休んでから帰ろ?
お母さんには連絡するから」




「………」




咳をしながら永は
ゆっくり頷いた















「えっとー…
もどってきちゃった;」



「………………(怒)」



私たちがはいったのは、
救世主のカフェ

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