異世界からの招待状

決断

混乱している俺の姿を見て
彼女は気を使ったのか、少し戸惑いながら



「理解してもらうには、時間が必要ですね」



彼女はそういうと、俺に背を向け
振り返ると、ニコッとしながら
俺の元から去って行った。




・・・・・・って、



置き去り!?どうすりゃいいんだよ。
彼女の言ったことを理解するには
確かに、時間が必要だろう。
あまりにも、非現実な話だし。
だからって置き去りにしなくても・・・。




そう思いながら、俺はただ広い大地に
寝っ転がり、今までの話を振り返っていた。
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