ユメとソラ
「なんで…?ユウヤがユメをつけんの?」


「冗談みたいな話なんだけど、ユウヤ、あたしの事、好きらしいの。」


「…あの有名なイケメン、ユウヤだよ。それに、ミハルのまだ好きなユウヤ。」

「う、ん、そのユウヤなんだよ。なんで、あたし?」

「ほんと、なんで…ユメ?」


「あたしの事、みかけたらしいんだ。付き合ってほしいんだって!」


「ユメは、人気あるしさ、小学生の時から、コクラレッぱなしじゃん。高1の夏休み前なんか、たくさん男の子待ってたじゃん。」


「今、そんな話じゃあ、ないんだけど…?」


「ごめん、思いだしちゃったぁ。」


「何を…?」


「ううん、何でもない。」


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