ユメとソラ
「おばちゃん、いる?お〜い、誰もいない…?」


ガサッ―‐


「いるじゃん、ユメ、ユメ…」


リビングの扉が開く。


「ユメ…ユ…メ」


散乱している、おじちゃんの、服であたしは、顔を覆った。


「マ…モ…ル…」


おじちゃんは、慌てて、あたしから、離れる。


「あっっ…ごめ…」




マモルは慌てて、部屋を飛び出していった。




ユメ…中2の夏



マモル…中1の夏




夏休みが終わろうとしていた。


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