ショッキングピンク×リボルバー
店に入った途端
ビミョーなテーマソングがかかってて
全員一気に爆笑した
『 …やばい 』
「 え?! 」
『 …次はこれが、頭の中に廻りそう 』
「 アハハハハハ 」
私と彼は、ジュースの方に行って
少し離れたトコに
アズさんはしゃがんで
お菓子エリアの前に、青山さん
そして、カゴと一緒
青山さんは上の方の、箱菓子を取ってる
「 …さっき
もしかしてさ 」
――― 青山さんちダメって言ったの
ヤキモチなのかな…って
『 …そっちのコーヒー、二本取って 』
「 う、 うん 」
『 …別に俺は
青山さんの家をお前が知っても、
行ったとしても、構わないよ 』
「 ―― え 」
『 …ただそうするなら
アズは
" ユカちゃんがいい気しないよ "って
家教えてくれないけど
聞いて、泊まったりするけどいい? 』
「 な…
―― 私は!!
そんな事…
だって!!…… もし私が行く理由って
あんたがさっき言ったみたいに
テンパった時に相談行くとかそういう…
あ、青山さんだって
私になんかそーゆーキモチなんて
全然おこんないと思うし…! 」
『 …青山さんの事は、判ってる 』
「 ……… 」