あたしの自慢の旦那様
「瑠璃、車とってくるから、ここで待ってて」
「分かった。ありがとう。」
私は瑠璃に無理をさせまいと入り口の方でまたせることにした。
私は急いで車をとり、瑠璃のもとへ行くと、そこには瑠璃がいなかった。瑠璃がいるのではなく沢山の人だかりができていたのだ。
まさかと思い人だかりをよけみると瑠璃が倒れていた。
「瑠璃、瑠璃、大丈夫?」
瑠璃はうっすらと目をあけた。
まわりにいた人達に手伝ってもらい車にのせた。
「とりあえず病院ね。それから漣都君に病院にきてもらうから。」
「まって。漣都はいらない。仕事中だし……迷惑だろうから」
「瑠璃、あんた漣都君が迷惑だって言うわけないじゃない。」
「……………」
プルルルル…
『もしもし漣都君!?今瑠璃が倒れたから□○▲総合病院に連れてくからそこまできてくれる!?』
『瑠璃は大丈夫なんですか!?』
『一応意識はあるから…』
『わかりました。すぐ向かいます。』