*俺様教師×天然生徒*
「何かあるんやな?」
「美嘉からはこれ以上言えない。後は頑張って…。」
あんな泉田はじめて見た…。
雫を想ってのことやろ〜…。
これは何かある…。
いろいろ考えながらとりあえず車で走った先はアクセサリーショップ。
「どういったものをお探しですか〜?」
キラキラ笑顔の店員に若干引きつつも
「可愛らしいのんを…」
って恥ずかしい…。
結局1番雫っぽいって思ったネックレスを買った。
なかなか高かったけど気にしたら負け…。
それから向かうは有村家…。
髪の毛黒くしてからの初めての挨拶。
雫のことも気になるし。
とりあえずタバコ…。
「はぁ〜…」
何緊張してんねん〜…。
タバコ持つ手が震える…。
震える手で雫に電話をかけた。
『もしもしっ?!先生!?』
「びっくりしたっ!またでっかい声だして〜」
『だって…先生からの電話とか超レア…』
「意味わからん〜!」
他愛もない話をして10分。
「ついたから開けて〜?」
『ん〜?……えっ?!どこに?!』
「有村家〜♪」
『すっ…すぐ行くっ!』
声が可愛いんや…。
いつ来ても大豪邸な有村家…。
ふたり暮らしやのにこんないらんやろ…。