*俺様教師×天然生徒*

誕生日



【雫side】


朝起きたら目の前にパパ…。


「ハッピーバースデー雫〜♪♪」

「ん〜…?おはよ…」

「おめでと〜!!」


パパ…寝起きにそのテンションはきついよ〜…。


「ありがと〜…パパ…。」

「雫〜マジで悪いんだけど俺今からフランス行かねーと駄目なんだわ…」


やっぱり…。


パパは社長だし…忙しいもんね…?


「夜は帰ってくっから!!」

「いーよ。私は一人でも大丈夫。」

「ま。もうじき大輔くるだろうから!」

「うん…。………えっ?!」


大輔って…先生!?


「今何時!?」

「もうじき2時。どんだけ寝てんだ雫…。」

「やっばぁ〜…」

「俺もう墓参り行ったから!雫も行っとけな?じゃあまた夜に!!」

「ん〜…ばいばい〜…」

「夜のリクエストは煮込みハンバーグ〜!!」


はいはい…。


作りますけど〜…。


予定狂いまくり…。


パパが出て行った音が聞こえた。


よしっ!!


化粧をしようと思ったその時…


『ピンポーン!!』


「はーい『ピンポン!ピンポン!』


チャイムを連打する人…


一人しかいない…。








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