春 ~風が吹いたら~

『うーん……勘!何度か見かけてたから。友達になろーぜ!』







こうして、同い年の人と普通に話すのは、凄く久しぶりだった。







『それは………』





『もしかして…嫌なのか……?まぁ、「嫌だ!」って言われても、こんなに話もしたんだし、俺にとっては、友達に変わりはないけどな!』




少し強引なところも敦也に似ていた。







『わかったよ……!』




潤悟は笑った。







敦也…これでいいんだろ……?






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