春 ~風が吹いたら~
『あたしは!!誰にも守られる必要はない……仁にも、もちろん…潤悟にも……。』
『わかってる。お前は、絶対にそう言うと思った!守られたくないなら、守らなきゃなんないような状況にしなきゃいいだろ?』
仁は本当に、同等に渡り合ってくる。
『ハハハ!仁くんって、なかなかやるね!華恋を…よろしく。華恋のためにも、潤悟くんのためにも。』
潤悟と仁。
この2人の関係を崩すことだけは、しないようにしなきゃいけない。