春 ~風が吹いたら~

そう言って見せる笑顔。

この潤悟の笑顔に甘えても…いいのだろうか?



あんなに恋なんてしたくなかったのに、今は潤悟にかけてみたくなっている自分がいる。







『他にもたくさんいるじゃ…』





『いないよ!俺が好きな華恋は、1人しかいないんだから。気にすんな!俺は、華恋が好き。華恋も、俺を好き。もしそうなら、悩むことない。俺が全部受け止めてやるから!』





『あたし…本当に、潤悟を傷つけるかもしれない…ワガママもたくさん言うかも……それでも、受け止めてくれる?』






< 37 / 703 >

この作品をシェア

pagetop