春 ~風が吹いたら~

『あぁ!俺が全部、受け止めてやる。』







それ以上、何も言い返すことは出来なかった。







潤悟があたしを、好きだということ。



あたしが潤悟を、好きだということ。




そこに偽りはなかったから。







『こんなあたしで…潤悟がいいなら。』





『やった!!』




ホッとした顔で、小さくガッツポーズをする潤悟。







あんなにバイト先で人気者の潤悟に、告白されるなんて、思ってもみなかった。






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