春 ~風が吹いたら~
あたしは言い、蛇口の方へ向かうと、ホースを足で踏み、もっと水を出したあと、ホースを持ち、足を離した。
『何す……!!』
『どう?あなたたちも暑かったでしょ?このくらいしないと、なかなか体温って下がらないんじゃない?こういうの、楽しいねぇー!水浴び!たまには、掃除サボってこんなのもありなんだねぇ。』
日高と赤堀もびしょ濡れになっていた。
『くそっ!!!!!お前…フン。まぁ、いい!日高行くぞ!!』