春 ~風が吹いたら~
これを、潤悟に伝えた。
『だから…か……。それを調べて解決するために俺と別れて、店長と婚約した。田崎にも、詳しくは話せないで1人で。』
『だから…言ったでしょ……あたしには…構わ…ないで…って。店長にも…何があっても…敵でいて……くれるように…頼んだ…。潤悟も……あたしを…他人だと…思って………。』
『それが、華恋の頼み?』
『う…ん……。』
『なら…俺の願いもきいてほしい。帰ってきてくれ…頼む!』
嬉しかった…。