春 ~風が吹いたら~
『あたしたち、バイト先が一緒なんだ~!和羽ちゃんとも、仲良くなりたいなーって思ってるよ!』
『おい、華恋。俺たちは…』
『ごめん、ごめん!友達だよ!よろしくねぇ。』
和羽ちゃんが、また昔のように明るく笑えるようになった時、とてもいい友達になれるような気がしていた。
-- ロビー。-----
『何で友達だなんて言った?』
『あたしは…和羽ちゃんが明るく話せるようになるって信じてる。』
窓から外を眺めた。