春 ~風が吹いたら~
『わかった。』
『あのさ…何で西野くんにそんな……』
『馬鹿じゃなければ、後であたしが生きてるって気づくでしょ?あたしに…幻滅したとしても。』
『……。あとは何をすればいい?』
『前に、あたしが翔を警察に呼び出した時にいた警察官を、ここに連れてきてほしいんだけど……』
警察官すらも、味方にしとかないといけない。
今回の…計画には。
『警察なんて呼んだら、華恋が…』
『大丈夫だからさ。』