春 ~風が吹いたら~

『そっか!あ!これ。お守りだから、ちゃんとカバンに付けとけよ!』




あたしの手の上に、お守りを置いた。







『何??家で渡せばいいのに!』





『いいから!』










あたしは事務所に戻り、カバンに付けに行くと、仁のカバンにも色違いのお守りが付いていた。







『仁、何でおそろい??』





『バーーーカ!西野もおそろいだよ!!』





『ふ~ん!ありがと。』




何で、お守りなんだろう??






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