春 ~風が吹いたら~


-- 空港。-----




あたしと仁は手分けをして、潤悟を探した。















『潤悟!』




前を歩いていた潤悟に、あたしは声をかけた。







『華恋…なんで……?!』





『バカ…!あたしは、潤悟にそんなこと望んでないよ。あたしのかわりに海外に行くなんて……バカだよ…。』





『ごめん…』





『……あたしは、どうすればいい?』





『田崎と…上手くやれよ!好きなんだろ?』






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